■ArcTicPigsでToonを表現する■

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■シェーディングの設定■


Helpには特に記載されていませんが
アニマスと異なり、ArcticPigsではデカルの貼られている形状では、強いライトによる色の飛びがライトの色に影響されるようです。

つまり、グレー(一番明るい部分の色の明度を指定)のライトの光量を上げてモデルを照らすことで
GC版ゼルダのようなToon画像を作成する事が出来ます。
また、影の部分はモデルのアンビエンスを上げる(サンプルでは50%前後)ことで柔らかめの影にすることができます。





サンプルのライト設定です。


なお、デカルはプロジェクションマップでも同じ効果が出ますので
いちいち貼るのが面倒なら、下記のようにプロジェクションマップに色紙のようなデカルを設定しマテリアルとして色をつけても良いと思います。


デカル無し
デカルを貼らないで画像を出力すると、アニマスと同じように色が飛んでしまいます。

デカル有り
デカルを貼って画像を出力したものです。上記の色が飛んだところの明るさがライトの明度で制限されています。

■Toonラインの作成方法■
手動でも出来ますが、ver9、ver10で動作する、
Puzhというプラグインを使うと簡単に作成出来ます。
http://www.kci-group.com/z/index.htm

まずver8.5上で線画をつけたいモデルを保存します(File1)
 さらにグループを全て削除し、グループカラーを
黒に設定しなおしたモデルを別名で保存します(File2)

ver8.5上でFile2からポーズとスマートスキン、グループを削除し、別名保存(File3)します。

※この作業はポーズとスマートスキンのデータがあると読み込み時間が非常に長くなりますので、その対策です。

File3をver9、もしくはver10で読み込みます。
 全てのモデルを選択しPuzhで線画の太さにあわせた距離だけ膨らませます。
 (150cmの人体なら3mm程度)

 これを別名保存します(File4)
※ver9上ではパッチの追加、削除は絶対にしないで下さい。

テキストエディタでFile4とFile2を開きます。
File2のポイント座標データ部分
([MESH]〜[ENDMESH])を削除し、File4のポイント座標データ部分をペーストします。
これを別名保存して下さい。(File5)
これにより、ポーズやスマートスキンの動作する線画専用のモデルが出来ます。


ver8.5にFile5、File1を読み込んで、File5から眉毛など線画の必要の無い部分を削除後、全てのパッチの法線を反転させて下さい。

また、それにリアルタイムマテリアルにより最小パッチ分割数の指示を行い、これをFile5_1として保存してください。
※この設定をすると線画は綺麗になりますが動きが重くなるので必ず行う必要はありません。

コレオにFile1とFile5を配置、File5をFile1にトランスレート&オリエントさせます。
 モーションはActionとして作成し、File1、File5の両方に同じ物を設定して下さい。
以上でToonライン付で動くArcticPigsファイルが作成できたはずです。



なお、ビュワー側のStillのFrame/secを小さな値にすれば静止画に関してはさらに綺麗な画像になります。

Frame/sec=12 Frame/sec=2

ただし、マウスの反応が悪くなりますが.....

 


■サンプル■
スマートスキンが動作するのでモーションを適用してもToonラインが崩れないことの確認です。
同じライティングで違う設定のモデルがどう見えるか確認してください.



サンプルキャラクターは大学の先輩である井原裕士先生が電撃大王コミックスで連載されている、「ドールマスター」の中に登場する人気TVアニメのキャラクターです。